都市再生特別措置法の「道路占用許可の特例」による道路空間の利活用に関する研究
−制度活用事例の分析を通して−

葉山 淳
指導:宇於崎勝也教授
  近年、まちづくりに民間組織が積極的に取り組む事例が増えている。これらの事例のなかでも道路空間の利活用では、都市再生特別措置法をはじめとした法の施行、改正により創設された道路占用許可の特例制度による、道路空間の多様な利活用が全国各地で行われている。これより、道路は「都市の一部として、にぎわいを生み出す装置」と考えられている現状にあり、今後もさらなる道路占用による利活用が活発化することが想定される。そこで本研究は「特措法」における「特例制度」を活用した事例を対象に、道路占用による道路空間での活動状況を明らかにし、今後の道路占用による道路空間の利活用の展開や広がりに対する提案を行った。
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