「環境」を巡る条例が地域に及ぼす影響に関する研究
−「安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例」を事例にして−

田中陽平
指導:宇於ア勝也准教授
  風紀の乱れやマナーの低下から、神奈川県逗子市では海水浴場における事業者、来場者及び市の責務を明らにし、安全で快適な逗子海水浴場の確保に資することを目的とする「安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例」が平成26年に改正され、飲酒やBBQ、入れ墨・タトゥー、音楽や海の家の営業時間などさまざまな規制が増え、さらに平成27年の海の家の音楽及び営業時間の規定の試行的緩和を受けての、事業者・周辺住民・海水浴場の来場者等の条例に関わる多様な主体のそれぞれの立場に着目し、実態や問題点などを把握し、各年の変化の実態もとらえることで、条例の改正が地域にもたらす影響と課題を明らかにし、今後の改善方策やあり方に対し提案する。
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