サッカースタジアムの有効活用に関する研究
−Jリーグクラブがホームスタジアムとして指定するサッカースタジアムを対象として−

中山恭一
指導:根上彰生教授・長岡 篤助教
  1993年のJリーグ開幕、2002年の日韓ワールドカップ開催などによりわが国にサッカースタジアムの数が増加している。しかし、公共施設の役割を果たすことができていないなどサッカースタジアムの建設後の管理・運営にはさまざまな課題がある。そこで本研究では、Jクラブが使用するサッカースタジアムを対象にし、運営実態を把握・考察することで、地域にとって有効なサッカースタジアムの活用方法を提案することを目的としている。調査結果から、サッカースタジアムの有効活用には地域住民向けの継続的な活用が重要であることが分かり、以上のことから地域密着を目指しているJリーグクラブがサッカースタジアムの管理・運営に携わることを提案した。
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