リノベーションを契機に展開する「まちづくり事業」の実態に関する研究
−全国の11事例を対象にして−

小井智矢
指導:宇於ア勝也准教授
  空き物件をリノベーションし、新規出店者の誘致と雇用の「場」を創出することで、まちに新たな活力を創出し、衰退傾向にあるまちを変えていこうとする取り組み「リノベまちづくり」の活動が全国で活発化している。しかし、まちづくりにおける新規事業として活発化しているそれらの活動は、事業の実態や組織の構成など、まだ不明瞭な点が多い。そこで、本研究は全国の11事例を対象とし、「リノベまちづくり」活動の実態を明らかにすることを目的に、事業組織が行う不動産事業と事業組織の構成や事業の展開手法に着目した事例の分類・分析を行うことで、活動実態の把握と事業手法に基づく組成組織の提示を行うものである。
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