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地方都市における日常景を活かした景観形成方策に関する研究 |
| 井出 純一 |
| 指導：横内憲久教授・岡田智秀教授 |
| 本研究は地域性に乏しく地域資源が不明瞭な、いわゆる｢住民にとって特徴のない地域｣である地方都市の岐阜県恵那市大井町土々ヶ根･岡瀬沢地区を対象に、｢日常生活の中で好まれている環境の眺め(日常景)｣に着目し、景観形成プロセスの提示およびそのプロセスによって得られた景観要素の特徴と景観形成方策について明らかにすることを目的とした。日常景の抽出プロセスを提示し、その方法として「生活領域図示法」の有用性を示した。また、それによって得られた山岳眺望の山岳観賞の型とその景観構造を明らかにした。その結果、山岳と身近な周辺環境要素の組み合わせにより多様な日常景を創出できることを明らかにした。 |
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