総合設計制度における公開空地の「安心・安全」に関する研究
−空間特性と管理実態に着目して−

芳岡 建人
指導:根上彰生教授
   総合設計制度によって生み出された公開空地においては、容積率等の規制緩和に見合う良好な生活環境の創造に十分に貢献しているかという点に多くの議論がなされている。本研究では、「安心・安全」をキーワードとし、公開空地の管理実態や空間特性に着目し、行政・民間機関におけるヒアリング調査から管理実態を把握し、「安心・安全」に係る要因となる要素を抽出し、現地調査において空間特性とその実態と関係性を把握した。また、抽出した課題に対し、公開空地の良好な生活環境の形成のための整備推進の一助となることを目的に、有効な整備施策の提案・検討を行った。
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