東京都大田区臨海部における交流型地域学習プログラム構築に関する研究

首代　佑太
指導：横内憲久教授、岡田智秀准教授（兼担）
　　地域学習が全国の小中学校で実施されてきているが、一般的に校区単位で行われるため、子どもたちが普段見慣れている日常の空間･地域資源が見過ごされがちという問題がある。そのため、地元地域を他地域の児童にみてもらい、議論し評価し合い対比や共通性によって地元地域を学ぶ学習が重要と考えるが、そうした手法は確立されていない。そこで本研究では、校区単位にとどまらず、その地区との繋がりがある周辺地域（他の校区）も対象とし、地元地域において見過ごされがちな地域資源の発見･認識を狙った｢交流型地域学習ワークショップ｣ 実施し、この取り組みを通じ、児童の地域愛に繋げられる地域学習プログラムのあり方を導いた。
戻る