東京23区の屋上緑化のあり方に関する研究

中林 俊輔
指導:岸井隆幸教授
  近年の社会の動向をみると、都市への人口集中・都市構造の過密化に伴う、緑地減少・ヒートアイランド現象など環境問題が起きている。それに対応する政策としては、屋上緑化へ注目が集まり、東京都では2001年より、条例で屋上緑化の義務化を図った。本研究は屋上緑化へ着目し、今後の屋上緑化のあり方を提示した。今後のあり方を提示するにあたり、屋上緑化の量と質の二つの観点から分析を行った。屋上緑化の量については、各自治体例規集をもとに条例分析を行ったのち、屋上緑化の規模の実態を調査した。一方、屋上緑化の質については、量と同様、条例分析を行い、学校・病院施設の屋上緑化の実態を調査した。
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