商店街におけるバリアフリー化の取り組みに関する研究
−郡山市中央商店街におけるストリートファニチャーを事例として−

磯貝 梨恵
指導:宇於崎勝也准教授
  商店街が自発的にバリアフリーに配慮した整備を実施している事例の実態を整理し、その中でも商店街が特に力を入れているストリートファニチャーに着目し、その整備過程やその時の課題、利用実態を把握することによって、商店街ごとにバリアフリーに配慮した整備の格差が存在することが明らかとなった。また、今後の商店街におけるバリアフリーに配慮した整備のあり方として、ハード・ソフト両面からの整備の実施が重要であり、そのためには、ハード面からとソフト面からの一体的な整備が必要である。その整備を行うためには、商店街と利用者が協同しながら整備を実施していく体制の確立が各商店街において重要になっていくと考えられる。
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