地方都市における港湾の活性化方策に関する研究 | |
山元 武士 | |
指導:早川 眞教授 | |
ビル経営者にとって、新規・更新を問わず多くの利点から個別分散型空調方式を選択することは必須である。しかし、個別分散型空調方式は、利便性ゆえ不在時の停止忘れによる無駄な電力を消費しているおそれがある。本研究の目的は、個別分散型空調方式の消費電力の実態把握と、停止忘れ防止策としての高度運転制御監視システム導入による運転コスト削減効果の推定である。実験の結果、個別分散型空調方式の消費電力を明らかにした。また停止忘れによる無駄な消費電力量は、対象棟全体での消費電力量のうち、夏期約4%、冬期約14%を占め、その金額は年額111万円である。高度運転制御監視システム導入は、初期投資の回収に12年必要である。戻る | |