大規模団地における修繕更新に関する研究

内藤 千明
指導:三橋博巳教授
  昭和30年代から日本住宅公団により団地が建てられるようになった。当時は、戦後復興の目的や都市への急激な人口の打開策として供給が急がれ「住めればいい」ということが目的であった。それらのうち築30年以上経過したものが60万戸を超え、さらに10年後には、100万戸を超える状況となり老朽化や耐震性強化を含めた大規模修繕、建替えが社会問題になっている。
本研究では、千葉市内の約1000戸以上の大規模団地を対象とし現状を調べた。また、そのなかから事例として千葉ガーデンタウンを選び居住者の状況および修繕更新の実態を調べ今後の大規模団地における修繕、更新のあり方を検討した。
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