福祉のまちづくりにおける一体的バリアフリー整備の推進に関する研究
−神奈川県横浜市を対象として−

遠藤 哲也
指導:小嶋勝衛教授・根上彰生教授・宇於崎勝也准教授・川島和彦専任講師
  わが国では、高齢社会およびノーマライゼーションの実現のためのバリアフリー整備対策が課題である。こうした状況を背景に国はハード面からのバリアフリー整備を推進させてきたが、障がい者・高齢者等が社会的・心理的に被っている偏見等を取り除くソフト面の施策の欠如等から、現在ではハード・ソフトの両面からの一体的整備が推進されている。
 本研究では、神奈川県横浜市を対象に、市民・事業者・行政の三者が協働で行うハード・ソフトの両面からの一体的バリアフリー整備を行う取り組みをとりあげ、成果とその要因および課題・問題点を明らかにし、今後の福祉のまちづくりにおける一体的バリアフリー整備方策のあり方を提示した。
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