超高層マンション居住者の交流を促す共用施設のあり方に関する研究

田村麻衣子
指導:横内憲久教授・岡田智秀専任講師(兼担)
  超高層マンションという垂直方向に伸びる物理的に交流を図りづらい居住形態において、居住者の居住者間の交流を促すための手立てとして、居住者同士が接触し、交流が促されると考えられるマンション内の共用施設に着目した研究である。そして、開発事業者・居住者・コミュニティ支援会社の三者の立場から共用施設に対する意識を明らかにし、超高層マンションにおいて交流を促す共用施設のあり方を提示している。その結果、@交流を促す共用施設が必要であること。A交流を促す上で望ましい共用施設の設置階については、低層階に設置すること、さらに各階層に分散してすることが重要であると提言している。
戻る