環境共生住宅市街地モデル事業制度の促進に関する研究

北村敏彦
指導:三橋博巳教授
  地球環境の悪化が問題となるなか、自然環境を持続的・循環的に利用した「環境共生型社会の創造」が必要であり、環境問題対策と快適な生活環境を両立するための手法が求められる。そのような背景のもと、環境に配慮したモデル性の高い住宅市街地を整備する際に国が必要な助成を行う「環境共生住宅市街地モデル事業」という制度が制定された。本研究は積極的に活用されるべきであると考える環境共生住宅市街地モデル事業の利用実態を把握し、同じく環境共生住宅の普及を目的とした他の制度との比較・検討により、環境共生住宅市街地モデル事業の位置付けの明確化、および今後の環境共生住宅の在り方について若干の提言を行っている。
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