街路空間における座り滞留に関する研究
−原宿・表参道を事例として−

岩成尚
指導:小嶋勝衞教授・根上彰生助教授・宇於ア勝也専任講師
  街路空間において近年、若年層を中心にベンチや階段部分に座って滞留し、街を観察したり会話を楽しんだりする行為が頻繁に確認されるようになった。近年みられるこれらの行為は、特に若年層を中心に街路空間に対する意識が変化してきているととらえることもできる。本研究は既往の研究において空間における人のアクティビティがどのようにとらえられ、扱われようとしてきたのか、その時代的な流れを整理したうえで、現況調査により座り滞留者の行動特性を把握し、今後の街路空間の計画における観念や手法を確立するうえでの一助となることを目的としている。
戻る