大都市周辺部に立地するSOHOへの交流拠点整備に関する研究
−木更津テレワークセンターをケーススタディ事例として−

今福幸一
指導:小嶋勝衞教授・根上彰生助教授・宇於ア勝也専任講師
  本来、時間・空間を超越した就業形態であるSOHOは都市という実空間において意味を拡大し、都市政策的視点からも地域空間維持の担い手として期待される。しかし、SOHOはその就業形態の性格上、ビジネスチャンスをつかむ機会が少なく、その補完のために交流拠点が必要とされているが、その整備は不十分なのが現状である。本研究は、SOHOを新しい就業形態の方向のひとつととらえ、SOHOの交流空間であるテレワークセンターに着目し、その実態や利用状況を把握した。また、テレワークセンター入室者の交流、人的ネットワークづくりの実態を把握するとともに入居者が求める交流拠点の機能を整理することで、今後の交流拠点整備方策に関する知見を得た。
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