中古共同住宅の鑑定評価に関する研究

平山百合子
指導:三橋博巳教授
  わが国の中高層共同住宅は、都市の居住生活の中核を担っており、そのストックは今後加速度的に増加することが予測されており、その価格評価についての重要性も必然的に向上するものとなる。
 本研究においては、中古共同住宅の価格形成要因にはどのようなものがあるか及びこれらの要因差が価格にどのように反映するかについて把握し、中古共同住宅の客観的な価格査定の指標の作成を目的とした。その結果、価格評価・性能評価等の評価の目的により考慮する要因が異なることが明らかとなり、上記の考察を踏まえて中古共同住宅評価に援用できる評価指標草案を作成することができた。
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