地方自治体の「夜間景観の整備計画」に関する研究

牧野純司
指導:小嶋勝衛教授・根上彰生助教授・宇於ア勝也専任講師
  良好な夜間景観の創出は、人々の活動を支援・担保する都市環境の要素のひとつとなっている。しかし、現状の夜間景観を構成する「光」は、個々の造形や演出方法は優れていたとしても、通りや地域としてとらえると必ずしも望ましい姿を実現しているとは言えない状況にある。そこで、本研究ではこれまで全国の地方自治体(人口10万人以上を対象に)が、夜間景観について、どのような取り組みを規定・実施しているのかを把握している。その中でも先進的な取り組みと言える、これまでに策定された「夜間景観の整備計画」に着目し、その分析によって、地方自治体の「夜間景観の整備計画」の立案による夜間景観の整備手法を明らかにしている。
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