街並み誘導型地区計画の支援システム構築に関する研究

平山洋祐
指導:榛沢芳雄教授・横内憲久教授
  1995年に創設された街並み誘導型地区計画は壁面の位置、建築物の高さ等を規定し、従来の容積率制限、斜線制限の緩和・撤廃を可能とする制度であるが、個別建て替えの際適用する為、地区内の建築物の変化を予測することは、重要な課題である。
 本研究では、街並み誘導型地区計画の適用により変化する、延べ床・街路面積や建築物の高さ等の「数値情報」と、建築物や街並みの将来像等の「可視的情報」を支援するシステムを構築した。支援システムの構築により、街並み誘導型地区計画を導入している地区での変化の予測、また導入を検討している地区で、規制事項の数値設定によりどのように地区内の建築物が変化するかを把握することが可能となった。
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