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密集住宅市街地の再整備促進に関する研究 |
| 茂木佳典 |
| 指導：小嶋勝衛教授・根上彰生助教授・宇於ｱ勝也専任講師 |
| 阪神・淡路大震災以降、大都市の密集住宅市街地の危険性が大きく指摘されている。東京の市街地において災害時の基礎的な安全を確保するためには、災害危険性の高い木造住宅密集地域の整備を一定期間の中で確実に推進し、災害に強い街づくりを行うことが今日の緊急の課題となっている。しかし、さまざまな権利が輻輳する中での事業であるため、住民の合意が得られず総じて整備が遅れがちである。本研究では都内有数の木造住宅密集地域である豊島区東池袋４・５丁目地区で住環境総合整備事業の一貫として整備された「防災道路Ａ路線」を事例とし、住民との合意形成過程での問題点の分析を行い、今後の街づくりとしての整備促進のあり方について提案を行っている。 |
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