環境管理から見た大都市における廃棄物処理施設(特に焼却処理施設)の有効利用について
−都市の環境管理システムに関する研究−

橋本 治
指導:横内憲久教授・木村 宏非常勤講師
 現代は資源循環型社会の構築が目指されており、廃棄物処理施設のあり方が問われている。廃棄物の有効利用と環境管理システムによる環境・資源への負荷の低減は、現代社会の重要な課題となっている。本研究は、大都市の廃棄物処理施設の有効性を環境管理の側面からとらえ以下の結論を得た。
 焼却施設はエネルギー供給、防災、アメニティ機能を付加することにより、社会便益を高め、総合的な環境負荷に配慮した施設として都市環境の改善に寄与する。また、資源循環型社会の実現のため、現代社会が果たすべき環境保全、資源保護に対し、廃棄物処理施設への環境管理システムの適用は大きな効果がある。
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