近隣型商店街における活性化方策に関する研究
−東京都モデル商店街事業等の適用事例を中心として−

阿部 隆志
指導:小嶋勝衞教授・根上彰生助教授・宇於ア勝也専任講師
 中心市街地の再生が取り上げられるなかで、本研究は消費者の徒歩圏に立地する近隣型商店街を対象としている。東京都による商店街への支援「東京都モデル商店街事業」等の3事業に着目し、事業が適用された商店街のなかから調査事例を選び、商店街組合及び商店街利用者へのヒアリング調査を実施した。これらの事業はその目的に地域住民に対する配慮を掲げており、商店街組合に対しては支援事業申請・運用の経緯、活性化方策の実施内容における地域住民に対する配慮を整理するため、また商店街利用者には商店街利用者の活性化方策への認知度を明らかにすることを試みた。
 調査結果から活性化方策の実施概要を整理し、その評価を通して今後の活性化方策実施の際の留意点を明らかにしている。
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