阿河 真浩
指導:岸谷孝一教授
近年の都市化の進展と土地の高度利用に伴へ駅舎の多角的有効利用がなされ、大規模な多用途駅ビルに改築され輻鞍した形態の駅舎が多く計画されるようになってきた。さらに、地価高騰により地下駅舎の増加、周辺地下街への接続により極めて多くの人が利用するなど有機的で相互に火災景磐を及ぼす危険性が滴く、各施設連携のもと一体的な防火安全対策が重要となってきた。そのため、本研究では、火災統計調査と東京駅をはじめとした全国12地域の駅舎への実態調査と避難安全計画という3つの側面から、今後も大規模・複合化が予想されるターミナル施設について一層の防火安全対策のための必要性について検討するとともに今後の提案を行っている。